イベント概要
日本において、気候変動およびサステナビリティに関する情報開示の義務化が加速する中、上場企業は戦略、ガバナンス、リスク管理を進化する規制および投資家の期待に合わせて再構築することが求められています。
こうした重要な局面において、MSCIはJPXと共に、本セミナーを開催いたします。マーケットリーダー、スタンダードセッター、サステナビリティの専門家をお迎えし、企業が将来を見据えた気候変動・サステナビリティ戦略を通じて、レジリエンスを高め、企業価値を最大化する方法について議論します。
本セミナーでは、 グローバルと日本の開示動向に関するハイレベルな視点と、企業が変化に適応し、開示を強化し、国際資本市場におけるポジションを高めるための実践的なツールとインサイトを提供します。
主なポイント
1. 規制の視点
- ISSB基準がSSBJを通じて日本のサステナビリティ開示制度にどのように反映されているのか、またJPX(日本取引所グループ)が上場企業による情報開示の高度化と、規制当局や投資家からの期待の変化への対応をどのような支援をしているのかを解説。
2. 戦略としてのサステナビリティ
- 気候リスクツールやカーボンクレジット等のデータドリブンのインサイトが、意思決定、レジリエンス戦略、企業価値創出をどう支援できるかを紹介。
3. 資本市場と投資家の期待
- 明確で信頼性のある開示が、投資家の信頼を高め、企業の市場評価にどのような影響を与えるかの視点を提供。
4. 企業の実践的対応
- 企業経営者や市場関係者による、開示要件への実務的な対応や、戦略への統合に関する事例を共有。
Meet the speakers

小森 博司
IFRS財団、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)理事

ヒル アンナ
株式会社日本取引所グループ 広報・IR部 兼 サステナビリティ推進部 調査役

鳥居 夏帆
株式会社日本取引所グループ サステナビリティ推進部 課長

阿由葉 真司
三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社、スチュワードシップ推進部 シニア・スチュワードシップ・オフィサー

許斐 理恵
丸紅株式会社、サステナビリティ推進部 副部長

寺沢 亮也
MSCI日本代表、マネージング・ディレクター

柴野 幸恵
MSCI 、Sustainability & Climate リサーチリード/エグゼクティブ・ディレクター

高橋 智輝
MSCI クライメート・スペシャリスト リード