MSCI Japan Index Intelligence Forum
ベンチマークを超えた、新たなインデックス活用の指針

  • 2026年7月2日(木)
  • 14:00~19:30 (JST)
  • 東京ステーションホテル, 鳳凰宴会場 (1F) , 〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-9-1
概要

インデックスはグローバル投資の中核を担い、世界中で数兆ドル規模の資金配分を支えています。投資環境が細分化し、投資機会が一層複雑化する中で、インデックスは単なるベンチマークにとどまらず、エクスポージャーの設計や

投資ビューの表現、さらには現代のポートフォリオに求められる戦略やプロダクトを支える動的なツールへと進化しています。

MSCI Japan Index Intelligence Forumでは、日本の投資エコシステムを担うプロフェッショナルと、MSCIのシニアエキスパートおよび市場実務家が一堂に会し、実務に即したディスカッションを行います。ポートフォリオ構築やリスク管理、流動性戦略、 リバランシング・ガバナンス、さらにはスケーラブルなアルファ創出に至るまで、投資プロセス全体におけるインデックス活用について幅広く取り上げます。 

リターン源泉の多様化が進むなか、人工知能(AI)はインデックスの構築手法を再定義しつつあり、また地政学的な複雑性の高まりは、より精緻な市場分類を求めています。「ベンチマークを超えた投資」とは何か、ともに探っていきましょう。

 

主要トピック

  • 浮動株調整比率や市場分類の変更、リバランスルールの見直しが、構成銘柄の入れ替え、ウエイト変動、ポートフォリオのポジショニングに与える影響

  • 日本の投資家におけるインデックス活用、およびポートフォリオ構築の最新トレンド  

  • 投資家の独自の投資見解や運用ニーズに応じた、カスタムインデックスの設計トレンド  

  • プライベートエクイティやプライベートクレジット、実物資産等の非上場資産を、株式などの上場資産を組み合わせた、マルチアセット・ポートフォリオのヒント  
  • AIおよびインデックスデータを活用した銘柄選定、リバランス分析、ポートフォリオモニタリング

 

 

本フォーラムで得られるインサイト

  • インデックス・メソドロジーを深く理解する:

    市場分類の決定、浮動株調整比率、リバランスルールが構成銘柄の入れ替えやウェイト変動、エクスポージャーにどのような影響を与えるのか、MSCIのインデックスリサーチより直接解説します。

  • 日本の主要機関投資家のインデックス活用の実務を学ぶ:

    集中リスク、ファクター配分、アクティブ運用の実装、インデックス選定に関する実務的な知見をご紹介します。

  • マルチアセットにおけるパフォーマンスの理解を深める:

    株式、プライベート市場、マルチアセット・ポートフォリオ全体における、リターンの源泉と

    リスクの所在をデータに基づいて分析し、資産横断的な視点をご提供します。

  • インデックスデータとAIの活用事例を知る:

    銘柄選定やリバランス分析、ポートフォリオモニタリング、投資意思決定における、MSCIのインデックスデータおよびAIの活用事例を、ライブのデモンストレーションを通してご紹介します。

  • ネットワークキングの機会:

    日本の投資を支える投資家、運用者、クオンツ、トレーダー、プロダクト担当者の皆様とのネットワーキングイベントもございます。

     

アジェンダ(変更の可能性あり)

午後2:00 ・ 受付

午後2:30  ・ 開会挨拶

午後2:32  ・オープニング講演/ グローバル投資の次なる進化

インデックスの世界は、多くのポートフォリオが適応するよりも速いペースで拡大しています。新たな資産クラス、AI主導の構築手法、そして変化する投資家ニーズが、インデックスの役割と活用方法を再定義しています。本セッションでは、業界の今後の方向性やイノベーション、そしてインデックス選定や設計の意思決定がますます重要になる理由について、戦略的な視点から解説いたします。 

午後2:37  ・ 基調講演/ 内部構造を読み解く ― エクスポージャーを定義するルール

すべてのインデックスは、市場分類、浮動株調整、構成銘柄の選定基準、リバランス頻度などの判断があらかじめ織り込まれています。 これらはポートフォリオの中身、リスクの所在、ストレス時のパフォーマンスに直接影響します。こうした仕組みは静的ではなく、市場構造の変化に応じて進化しており、その影響はリバランス後に顕在化することも少なくありません。本セッションでは、MSCIのインデックス構築フレームワーク、その最近の変更点のほか、エクスポージャー管理、トラッキングエラー、リスクへの影響について解説いたします。 

午後2:52 ・パネルディスカッション/ ベンチマークからポートフォリオ戦略へ

市場がより集中し、地域差が拡大し、構造的に複雑化する中で、「どのインデックスを選ぶか」「なぜそれを選ぶのか」という問いはますます重要になっています。本パネルでは、日本の投資業界を代表する実務家が集まり、スタンダード指数のベンチマークだけでなく、特定の運用目的に合わせたカスタムソリューションまで、インデックスの選定と活用について考えます。

午後3:32 ・ネットワーキング休憩

午後3:47 ・プレゼンテーション/ マルチアセットの視点から見るリスク・リターンと相関の変化

地政学的ショックやマクロ環境の不確実性を背景に、これまでの資産配分の前提が見直されつつあります。本セッションでは、MSCIの最新のマルチアセットのリサーチやデータ、ツールをもとに、足元のストレス環境下における各資産クラスのパフォーマンスや、リターンの源泉・相関の変化を整理します。あわせて、これらの知見をポートフォリオ運用にどのように活かせるのかを解説いたします。

午後4:07 ・パネルディスカッション/ パブリック+プライベート:ポートフォリオ全体の再考

プライベート市場は、日本の多くの大手機関投資家にとって、サテライトから戦略的なコアへと移行しています。しかし、プライベートエクイティやインフラ、プライベートクレジットを、上場株式や債券、コモディティと統合するには、計算フレームワークやベンチマーク、リスクツールが必要であり、こうした分野では標準化が十分に進んでいません。本パネルでは、この変革に取り組むパネリストたちが、パブリックとプライベートを横断したパフォーマンスやリスクの計算方法、そしてインデックスの役割について議論します。 

午後4:47・ネットワーキング休憩

午後5:02・プレゼンテーション/ ファクターの知見をポートフォリオの競争力に

時価総額の集中が進む中、従来のベンチマークによる分散効果は低下しています。そのなかで、ファクター指数は、リスク管理やリターン源泉を捉えるうえで、より精緻なツールとなります。本セッションでは、日本株市場におけるスタイルファクターのパフォーマンスやその相互作用を整理するとともに、機関投資家がこれらを活用して、より差別化されたリスク管理型ポートフォリオを構築する方法について解説いたします。

午後5:22・プレゼンテーション/ データからアルファへ:MSCIインデックスデータの活用

インデックスのリバランス、市場分類変更、構成銘柄の入れ替えといったイベントは、ポートフォリオに直接的な影響を与えますが、それを評価するには詳細かつタイムリーなデータが必要です。本セッションでは、MSCIのインデックスデータセットとAIの活用事例を紹介し、パッシブ資金フローの把握、経済エクスポージャーの分析、長期データによるストレステストなどを通じて、より高度なポートフォリオ管理とアルファ創出を実現する方法を解説いたします。

午後5:37・ファイヤーサイドチャット/ AIとインデックスの未来

AIは、インデックスのリサーチ・構築・運用のあり方を大きく変えつつあり、その活用は急速に広がっています。本セッションでは、市場の実務家を迎え、AIがポートフォリオ構築・運用プロセスに本格的に組み込まれた未来において、インデックス投資がどのように進化していくのかを議論します。AIを活用したインデックス設計や動的な分類手法、データ管理の高度化に加え、LLMの投資意思決定への応用など、今後の可能性を探ります。 

午後6:00 ・ 閉会挨拶 & ネットワーキング・レセプション

午後7:30・ イベント終了

Subscribe today
to have insights delivered to your inbox.